読む

かのこちゃんとマドレーヌ夫人/万城目学

北海道の旅行中に読んだ。 たまには空想に浸るのも、悪くない。かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)作者: 万城目学出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2013/01/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (32件) を見る

●琥珀色の夢を見る

ニッカウィスキーの初代竹鶴政孝氏のこだわりなど。余市の蒸留所に行くのが、楽しみになった。琥珀色の夢を見る―竹鶴政孝とニッカウヰスキー物語作者: 松尾秀助出版社/メーカー: PHPエディターズグループ発売日: 2004/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック:…

仕事ができる人の「しないこと」リスト: 「見切る」「捨てる」「断る」……結果を出す人の絶対ルール/中島孝志

仕事のやり方を見直す、良いきっかけになった。仕事ができる人の「しないこと」リスト (知的生きかた文庫)作者: 中島孝志出版社/メーカー: 三笠書房発売日: 2012/10/01メディア: 文庫購入: 1人 この商品を含むブログ (6件) を見る

アフリカなんて二度と行くか!ボケ‼…でも、愛してる(涙)。/さくら剛

なんとも、挑発的というか、幼稚なタイトルである。内容はというと、日本人のニートな若者がいきなりアフリカに旅行に出かけて、ひたすら、ひどい目にあったり、身近に怖い体験を聞いたりしたりする。どこから、[でも、愛してる]がくるのか、わかりにくい……

ライブ講義 知的財産法/田村善之

ひょんなことから、国際的な知財制度についての、某大学での夏期集中講義を聴講させてもらえることになった。ワクワクしたのも束の間。日本の知財についてさえ、知識が無いことに気がついてしまった。。。ということで、促成栽培で知財全般の知識を得るため…

バイアウト/幸田真音

歪んだ過去を背負いながら主人公の美潮が突き進むところや、清々しく破滅していくところは、松本清張の小説のようだった。アイドル篠崎あかねに語られてきた言葉もいい。女の子は、外では苦労話なんかしちゃダメだってね。幸せそうな顔をしていてこそ、女の…

おばちゃまは香港スパイ/ドロシー・ギルマン

シリーズものの小説らしい。 初老のおばさまが、ひょんなことからスパイになって活躍するというお話。 やはり最後は体力勝負。かな。

怒らないこと/アルボムッレ スマナサーラ

私は、いわゆる「いらち」で、困ることが多い。。。 ということで、こういう本を読んでみた。怒りが芽生えたとき、それを冷静に見ると怒りがおさまる、 と言われていますが、それが、なかなか難しい…。著書中の気になった言葉を、メモ。 人間は「怒り」と「…

Yogaではじめる瞑想入門/綿本 彰

ケアンズでの旅行中、朝、海辺での、 ヨガのクラスでの瞑想が、ステキだと思ったので。身体を動かすものと、心を動かすものの、根源が同じ、という考え方は、ステキだと思った。 心を整えて、より効率的に生きられますように。時間は、限られているのだから…

凛冽の宙/幸田真音

第二章 「獲物」で、相対する坂木と古樫が、同じようなことを立場なのが印象深い。 古樫のセリフ 「だから言ってるのさ。自分でちゃんと目を見開いて、世の中を見ればいいんだよ。だったら、餌食にされることもないのに。」 坂木の心情 一度打ったモルヒネが…

下町ロケット/池井戸 潤

企業における特許の扱いを垣間見れたような気がした。 訴状、答弁書、明細書の話が、 一応その世界で口に糊している人間という見方で見ても、 よく書かれていたと思う。あとは、登場人物が、それぞれよく描かれていた。 経理の殿村の、不器用だけど熱い感じ…

ビジネス・ゲーム/ベティ・L・ハラガン(福沢恵子 水野谷悦子 著)

●がんばったからといって、そのまま評価されるのではない ●お金の感覚を磨く 第10章 仕事場でのルール 137ページ 「二度と同じ書類に目を通さない」…それくらいの覚悟をもって書類に接しないと、 以下、amazon.co.jpの紹介文内容(「BOOK」データベース…

コイン・トス/幸田 真音

大人の恋愛が、ステキに描かれていました。 第6章「十一番街の女」の中の篠山のセリフ、 「手遅れなんていう言葉はな、達也。そんなに易々と口にするものじゃないんだ」。 ぐっときました。 以下、amazon.co.jpの紹介文内容(「BOOK」データベースより) ニ…

果つる底なき / 池井戸 潤

銀行員さんたちの世界を、少しだけ。 以下、amazon.co.jpの紹介文 出版社/著者からの内容紹介 江戸川乱歩賞受賞の金融ミステリー! 「これは貸しだからな。」謎の言葉を残して、債権回収担当の銀行員・坂本が死んだ。死因はアレルギー性ショック。彼の妻・曜…

Hello CEO / 幸田 真音

主人公たちの新会社に対する熱い想いが、心地よかった。 たとえば、P.105のりり花のセリフ。 「過去の認識と、現在の把握、それがあってこその未来っていうわけね? むやみに先だけ見ていてもダメってわけなんだわ」 基本をきっちりしないと、という主…

あの娘は英語がしゃべれない/安藤優子

また、海外に行ってみたいと思わされてしまった。 以下、amazon.co.jpの紹介文出版社/著者からの内容紹介 16歳で単身米国留学。英語には少々自信があったのに、行きの飛行機の中でスチュワーデスに言われた「あの娘は英語がしゃべれない」の言葉に大ショック…

あなたの余命教えます/幸田真音

余命を知って、大事なことをやり残さないように… と頑張っても、空回りするばかり。 結局、目の前のことを一生懸命、それが大事なのだな、と。 「(前略)…一人でいるときに淋しい人間が、二人寄り添ったらなお淋しい。…(後略)」 最終章の4項後段のミチコ…

英語がうまくなる人、ならない人/田村明子

この著者の「知的な英語…」が気に入って、もう1冊読んでみました。この本の帯に書いてある7カ条が、まずステキです。 英語の勉強に限らず、色々と見直してみたいものです。 ●こんな人は、英語がうまくなりません! 日本語がきちんとしていない人 依存心が…

知的な英語、好かれる英語/田村明子

どうせ英語を勉強するなら、きちんとした英語を勉強しましょう。 そうすると、自分が得をしますよ、というような内容。 ああいう表現よりも、こっちの表現の方がいいと思う、 という、著者のはっきりとした物言いが小気味いい。 はっきりとものを言う女性は…

女子大生マイの特許ファイル/稲森 謙太郎

特許の権利要件などが、具体例を交えて、丁寧に説明されていた。 特許法の入門書としては、いいのではないだろうか。 専門書の理解を深められるのでは。 以下、Amazon.co.jpの紹介文内容(「BOOK」データベースより) 大学三年生のマイは特許事務所でアルバ…

eの悲劇/幸田 真音

短編集。 この作家を紹介されたとき、なんとなく経済小説と思ったが、 そして、もちろん、金融の場が舞台になってはいたが、 人間ドラマがしっかりと描かれていた。 結局、金融は、人の生活に大きく関わっているということだろうか。 金融関係は道の世界なの…

ガイシの女/汐見薫

外資系企業のシビアなな日常とともに、 いろんなタイプの女性が描かれていた。 したたかな女性や、その女性たちに翻弄される世間(男性だけでなく女性も)に、 腹を立てる主人公の視点にかなり共感してしまった。 とにかく私たち世代の女性がよく描かれてい…

パテントトロール/石橋 秀喜

企業知財の実務を、垣間見ることができた。【メモ】 ●共有特許権のライセンス契約 [日本]共有者全員の同意が必要 [米国]同意不要●共有特許権の権利行使 [日本]同意不要 [米国]共有者全員の同意が必要●通常実施権の転得者対抗要件 [日本]実施権の登録が必要 […

買収者(アクワイアラー)/牛島 信

ビジネスに私情は禁物、とは言うものの、 やはり、人間だもの、という感じだった。 以下、Amazon.co.jpの紹介文出版社/著者からの内容紹介 大木弁護士は驚いた。依頼者は、かつての先輩で今は犬猿の仲の大物財界人の妻を奪うため、彼の会社を乗っ取りたいと…

逆転(リベンジ)/牛島 信

企業法律小説の短編集。 その話も、小気味良かったけれど、 でも、ある程度すると、職場って従業員に冷たくなるのね、と実感。逆転 ?リベンジ?作者: 牛島信出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2004/02/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る

正しい神頼み/荒井ヒロ子

タイトルに惹かれて。 どうひねってくるのかと思ったら、まさかの直球勝負。 基本的に、守護霊を見方につけなさい、とのこと。 ただ、前向きな姿勢でいれば運は開ける、といった趣旨は首肯できる。 穏やかな感じで、まぁ、よかった。 正しい神頼み作者: 荒井…

第三の買収/牛島 信

企業法律小説。新境地、開拓。 第三の買収作者: 牛島信出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/09メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る

裁判長 ここは懲役4年でどうすか/北尾トロ

先日の、裁判所の傍聴の研修で、裁判に興味を持って、購入。 不謹慎かもしれないが、裁判って面白い。 紹介されるさまざまな被告のキャラクタにもひかれるが、 傍聴マニアとして登場する人たちの、マニア度合いにも驚かされた。 世の中、いろんな人がいる。…

超殺人事件/東野圭吾

作者の税金対策のために領収書通りに作品が変わっていく「氷の街の殺人」など、 自分の仕事を客観的に見て、作品にしているあたり、脱帽もの。超・殺人事件―推理作家の苦悩 (新潮文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/04/24メディア: 文…

だから私はスベらない/上原英範

おもしろく話せたらいいなぁ、と。 一応、サービス業なので。。。結局のところ、 ・人の話をよく聞き、興味を持つこと ・言葉って難しいって感じること ・言葉というものに対してアンテナを張っていること が大切だと。 以下、amazon.co.jpの紹介文の引用内…