バンクーバー滞在記・2日目(バンクーバーの観光)

●起床
 7時起床予定が、昨夜寝つきが悪かったせいか、目が覚めたら8時。
 (疲れていたのだが、いざベッドに入ると、眠れなかった…)
 さっさと身支度をして、上に上がる。

●朝食
 キッチンでは、ロンがコーヒーを飲んでいた。
 私もコーヒーをいただく。
 エスマットは、お孫さんを迎えに出て行っているということ。
 この家には二人の息子さんと一人の娘さんがいて、迎えに行っているのは、
 娘さんの方のお孫さんとのこと。
 朝食に、5種類の中から選ばせてもらったシリアルをいただく。
 ナッツが入った、少し甘いシリアル。おいしかった。
 シリアルを食べていると、ロンが、
 バンクーバーダウンタウンの説明をしてくれた。
 その日は、キャピラノ峡に行った後、
 ダウンタウン近くにある大きな公園を散策することにする。

●おでかけ
 10時前には、エスマットは、8歳になるウィローちゃんを連れて戻ってきた。
 エスマットの娘で、ウィローちゃんのお母さんであるヌーハさんは、
 用事があるらしく、ウィローちゃんは、今日はこの家で過ごすらしい。
 そろそろ私はおでかけの時間である。
 ウィローちゃんにお留守番をしてもらって、エスマットが車を出してくれて、
 最寄駅であるパターソン駅の隣の駅であるメトロタウン駅のモールに連れていってもらう。
 そこで、両替とスカイトレインの回数券を買って、いざダウンタウンへ、である。
 モールでは、食料品の買い物に付き合う。スーパーも大きい。

 メトロタウン駅からスカイトレインに乗ろうとすると、
 明日から一人でパターソン駅からスカイトレインに乗るのだから、
 とパターソン駅まで車で連れていってくれた。
 パターソン駅でも、わざわざ車から降りて、
 改札に切符を通すやり方を教えてくれた。
 8歳のウィローちゃんを家に待たせて、
 40歳の私の心配をしてくれるなんて。。。ありがたい。。。


●キャピラノのつり橋へ
 スカイトレインウォーターフロント駅まで行くと、
 目の前に、シーバスの乗り場への道があり、そのまま進むとシーバス乗り場へ。
 そして、シーバスに乗って、10分弱で、ロンズデール埠頭(Lonsdale Quay)へ到着。
 時刻は、12時少しすぎ。
 キャピラノに行く239番のバスの時刻表を見ていると、止まっていたバスが、追いかける人を無視して発車していった。
 こちらのバスは、容赦ないらしい。
 埠頭の方に行くと、食事をする店がたくさんあった。
 ピザ1切れとコーラで、3ドル弱。天気のいい埠頭の椅子に座って、いただいた。




 発車予定の5分ほど前にバス停に戻ると、結構人が乗っていた。定刻通り発車。
 バスは、閑静な住宅街を抜けて、山道を登っていく。

 と、バス内に、乗り換えの表示がなされ、多くの人が降りていく。
 私も、とりあえず、降りる。ガイドブックには、バス乗り換えなんて書いてなかったのに…
 で。。。慌てて回りの係員らしき人に、キャピラノ吊り橋にはどうやっていけばいいのか聞くと、
 「あっちの232番だよ。早くいかないと出ちゃうよ。」とのこと。
 とりあえず、乗る。
 バス内に、「Capilano RD」という表示。
 もしかして、と降りてみる。降りたのは、私と、3人連れ。
 3人連れに聞いてみる。
 「ここを左に曲がるといけるらしいよ。少し歩くみたいだけど、ついてきなよ。」とのこと。
 ついていくことに。
 ほどなく、キャピラノ吊り橋の看板が見えた。
 さっきの人が振り向いて、「少し歩くなんていってごめんね。すぐだったね。」と笑ってくれた。

 吊り橋を渡る。
 山の中で、空気がいい。一年分の深呼吸をする。


 そして、フリーのシャトルバスで、ダウンタウンへ。


 ●サイクリング
 ダウンタウンに着いて、カナダプレイスで写真を撮ったりしていると、
 時刻は、夕方の4時を回った。





 スタンレーパークに行きたかったので、自転車を借りるお店へ。

 IDを置いていくように言われるが、免許証などのIDカードがない。
 クレジットカードを置いていくわけにもいかない。。。
 まよったあげく、ANAのマイレージカードと、ホストファミリーの家への地図で許してもらった。
 自転車を借りると、乗り心地の良さから、とりあえず何も考えずに走りだした。
 そして、スタンレーパークの外周を、サイクリング。




 ダウンタウンはずれの、海に突き出した部分すべてがスタンレーパーク。
 海沿いのサイクリングは、天気が良いこともあって、「爽快」の一言。
 途中、海辺で、ひたすら石を積み上げているおじさんがいた。

 その後、自転車を返して、バンクーバーダウンタウンをぶらぶらする。
 街には、いたるところにアート作品が。


 バンクーバーの陽は、長い。
 7時を過ぎてもまだまだ外は明るい。


●帰宅

 夜8時すぎ、ホームスティ先に帰宅。
 エスマットは、まずスカイトレインに乗れたかどうか、から聞いてくれた。
 40歳の私も、彼女にとってはコドモらしい。
 キャピラノ橋やスタンレーパークに行ったことを話すと、目を細めて喜んでくれた。
 晩御飯のスパゲッティミートソースとガーリックトーストを温めてくれた。

 明日は、語学学校の初日で、8時に学校に着くために、7時15分には出なければならず、
 6時45分には朝食をとることになった。
 昼ごはんを作ってあげるから持って行きなさい、とのこと。

 若干日焼けしたようである。
 シャワーを浴びて、寝る。