北海道3日目(美国→余市→小樽)

●美国
予定では、積丹半島の先端の神威岬までバスで行こうと思っていたが、連日の移動で、バスで3時間揺られていくのが億劫になってしまった。
調べてみると、途中の「美国」というところで遊覧船に乗れるというので、そこまでにしておくことにした。
インターネットがあれば、急な予定変更も可能になる。ありがたい。

起きると、快晴。

ホテルの朝食バイキングは、恐ろしく混んでいたが、朝からお刺身を食べられたり、焼きとうもろこしがかなりおいしかったり。明日の朝も、楽しみである。

朝食後、支度をしてでかける。

1時間半近くバスに揺られて、美国へ。遊覧船以外には何もない場所ではあったが、遊覧船に乗り場には、結構な人がいた。出発の時間まで、浜辺で焼きイカをいただく。甘海老をおまけしてくれた。
300円也。



さぁ、出発。

岩の間を通りながら、船は積丹半島に沿って進む。海の色は、群青色に近い。「積丹ブルー」というのだそうだ。海の水は澄んでいて、浅瀬では底が見える。

後半は、船の底から海の中を見せてくれる。魚もいたが、恐ろしい数の雲丹がいた。石の数と同じくらいいるのではないかと思われるほど、ボトボトと雲丹が落ちている感じだった。「密漁禁止」という漁協の看板がいたるところにあったのが、わかる気がした。

港に戻る遊覧船から、カモメにめがけてパンくずが投げられた。それを目当てに、カモメが寄ってくる。カモメの数が多くて、少し、ヒッチコックの映画「Bird」を思い出した。。。


その後、近くのお寿司屋さんで、念願のウニ丼。

そして、バスで余市まで戻り、ニッカウィスキーの蒸留所の見学。

ツアーに参加し、説明を聞きながら、蒸留所内をめぐる。広い敷地内の建物すべてが、落ち着いた洋風な感じで、サナトリウムのような趣である。スコットランドにも、行ってみたくなる。

そして、ウィスキーの試飲。シングルモルトの「余市」と、ブレンデッドウィスキーの「鶴」を。私は、香りが複雑な、ブレンデッドウィスキーの方が好きかなぁ。。。

その後、小樽築港駅のホテルまで戻る。ホテルの前の海に面したベンチで、少しだけ読書を。

そのうち、日が暮れて。。。


ホテル近くのスーパーで食事を仕入れ、部屋でゆっくりと戴く。今日は、デザート付き♪

明日は、札幌を経て、いよいよ大阪へ。
札幌では、モエレ公園は、今回はお預け。札幌駅付近でゆっくりして帰る予定。
まだ、スープカレーと味噌ラーメンを食べていないので、明日の昼と夜のそれぞれで。