いのちの洗濯ツアー♪

知人に、食いしばりすぎて歯を割ってしまったので、歯医者さんがマウスピースを作ってくれた、という話を聞いて、そのときは冗談だと思って笑った。
が、この夏、左上の2本奥歯が割れてしまった。
正確に言えば、1本は奥歯、1本はかぶせではあるが。。。

そして、今回の旅行にでかけるまでのいきさつは、小説風にかけば、以下のような感じである。


1本目の奥歯の破片が、真夜中に明細書を作成していた彼女にホテルの予約アイコンをクリックさせ、
もう1本の奥歯の破片が、その予約を絶対にキャンセルしない、と彼女を奮い立たせた。


ま、そんなことはどうでもよく、とりあえず近場のホテルに2泊3日でこもった。
主目的は、ただ一つ。本を読む。
副目的は、エステするでしょっ、おいしいもの食べるでしょっ。るん。

本については、読んだのは3冊。
この3冊、今の私には、無二のセレクトであり順序であった。
親、仕事、そして自分自身、という3つの扉を、ちゃんとした順番で、1つずつ、開いてくれた。
ありがとう。本の神様。
散歩がてらにでかけたリサイクルショップでは、ずっと聞きたかったCDをゲットできた。
ありがとう。音楽の神様。


地味な旅行だったが、個人的にはとてもいい旅行だった。本当に地味だったけど。


ちなみに、食事について。
●1日目 夕食 中華のコース (紹興酒
 ベストは「ウニとカニ肉入りふかひれスープ」。
 →オレンジ色のスープで、ウニとカニの味の割合が絶妙。
 紹興酒は、単独ではおいしいとは思えないのに、中華の料理には合う。
●2日目 朝食 バイキング
 フレンチトーストがこんなにおいしいとは、忘れていた。
●2日目 昼食 マクドナルド
 朝食を食べ過ぎたので軽く。
 と思ったら、ぼーっとして、コカコーラをひっくり返す。
 隣で見ていた小さな男の子に、「大変なことになりましたねぇ〜」と冷やかされる。
 「ほんとだねぇ〜。ごめんね。かからなかった?」と余裕の対応。仕事のミスに比べたら、軽い。軽い。
 床で、炭酸がはじけるのを一緒に観察する。「プチプチ言ってるねぇ〜。」
 親御さんの「やめなさい。失礼でしょ。」という言葉は、危険な人間に関わることへの警告だったにちがいない。
 あーあ。
●2日目 夕食 フレンチのコース (赤ワイン)
 ベストは、「フォアグラ」。
 赤ワイン塩、白胡椒、黒胡椒がトッピング。そして、ハチミツ添え。
 赤ワインとともにいただくと、口の中に幸せが。嗚呼。
●3日目 朝食 バイキング
 フレンチトーストが忘れられず、食べまくる。今度は、自分で作ってみよう。