Excursion to Kyoto

職場のお客さんである米国弁護士の京都観光に同行する、
という機会をもらった。


当日は、上司と二人、宿泊先のホテルまでお迎えにあがり、JRで京都へ。
英語のガイドができるというハイヤーをチャーターし、
清水寺先斗町の川床でのランチを挟んで、知恩院三十三間堂


米国弁護士は、非常に話題が豊富で、
ジョークも交えたお話しは、ただただ楽しかった。
どちらがもてなす側かとお叱りを受けそうなほど、楽しませて頂いた。
奥様がチョイスされたというお土産まで頂いた。


運転手さんの英語の案内も、美しかった。
穏やかで、丁寧で、それでいて機敏な応答。
米国弁護士が何かを言うたびに聞かれた、
「That's right, sir.」が印象的だった。


同行の上司も、海外でMBAを取ってきたということから英語が堪能だとは思っていたが、長時間英語を話す場に同席したのは初めてだった。
「気の利いたジョーク」を連発されるのを聞いて、恐れ入った。


たとえば。
清水寺までの道中の陶器屋さんのショーウィンドウに、
不思議な焼き物があった。
平安時代あたりの着物を着た男女がたたずむものなのだが、
各人が、それぞれだら〜っとくつろいている。
雰囲気が、かなりユルい。
米国弁護士は「they are reluxing...」とつぶやいた。
私も、あまりのゆるさに圧倒されて、「exactly...」くらいしか返せなかった。
しかし、彼らのゆるさに反して、その焼き物の値段は30万円ほどしていた。
それを見た上司は、一言。
「reluxing is expensive in all ages」みたいなことを言った。
なんと。そうもっていくのかぁ。。。


そういえば、米国弁護士は、お坊さんがバイクで走っていくのを観て、
驚いていた。
住職の従兄の話を仕込んでいくと、いい話ができるかもしれない。



良い天気、スマートな上司、ステキなガイドさん、そして、フレンドリーなお客さんのおかげで、非常に有意義な土曜日を過ごすことができた。すべてに感謝したい。