ゼミ同窓会

受験時代に所属していたゼミの同窓会があった。


東北の大震災の直後。
端の方では、ワンセグでニュースをチェックしながらの会となった。


合格発表から1年あまりで、合格祝賀会もやり、
そして、すでに2回目の同窓会となった。
お忙しい元ゼミの先生も、毎回出席されている。
本当にありがたい。


もちろん、同じように資格を取って仕事をしている元ゼミ生との会話も、
楽しいし、自分もがんばらなければ、という気持ちを新たにさせてくれる。


独立して事務所を立ち上げた、出産を終えて育児に追われている、など、どんどん状況が変わっていく。
これから、もっと変わっていくだろう。
一方、自分はどうだろう。。。
日々、目の前のことにとらわれて、時間を無駄にしていないだろうか。。。


今回の先生の言葉は、「人生を楽しんでください。」とのこと。
これは、前回も言われていたことだが、私はこの解釈を間違っていたことに気がついた。


前回の同窓会の時期、少し仕事が立て込んでいて、休日も仕事をしないと追いつかない状況だった。
知人が飲み会をして楽しかった、だとか聞くと、腹立たしく思えた。
そのせいか、仕事をしないことが、人生を楽しむことだと思っていた。
でも、この先生を見ていると、仕事も含めて自分のすること全てを楽しむ、ということではないかと思った。
先生にしてみれば、ゼミ生だった私たちは、当時、一種のクライアントだったはずだ。
ところが、その先生の下に、先生と生徒という関係が終わったはずなのに、私たちは集っている。
それは、先生が、労を惜しまず指導してくださった結果なのだ。


とにかく合格したい、とひたすら頑張っていた、あの時期のように、
また、ひたすらに頑張りたいと思った。楽しみながら。楽しみを見出しながら、かな。


とりあえずは、仕事と、そして、英語と付記試験に向けて。


自分の人生に集中して。


余談ではあるが、同窓会では、各人、近況報告をする。
私は、なにか仕事以外のことをと思い、最近英会話学校に通っていることを気楽に話したところ。。。
元ゼミ生がいきなり英語で話しかけてきたり、次回の近況報告は英語ですることになったり。。。
本当に、パワフルな同窓会です。。。嗚呼。。。