「英語のしくみ」/関山健治 (白水社)

中学や高校で英語を学んだ大人が勉強しなおす第一歩としてオススメな本。


●時や条件を表す副詞節は、現在形で
●進行形は、つかの間の出来事
 I'm wondering if you can ... 
 →いつも頼りにしているのではなく、という丁寧なニュアンス
 We are landing at Kansai International Airport in a few minuites.
 →水平飛行から降下に切換える、車輪を下す、
  といった一連の動作をまとめて、一時的な状態の変化を表す。
●不特定多数を表すとき、we you they を使う

その他、数の話(特にお金や時間の数え方)、なぞなぞ、早口言葉、など、ちゃんとした文法に加えて遊び心もいっぱい。

一番ウケたのが、次の例文。
My sister will marry my boyfriend this June.
(私の姉は、私の彼氏と6月に結婚します。)
"marry"は他動詞だからすぐ後ろに目的語を置けますよ、
という解説のための英文であるが…
シュールだ。。。


以下、Amazon.co.jpの紹介文

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
新書みたいにスラスラ読める!「しくみ」がわかれば、外国語は楽しい。文法用語や表に頼らない、画期的入門シリーズ。
出版社からのコメント
英語圏の人にとっては当たり前のものである「英語の考え方」。でも、それゆえにレッスンなどではあまり教えられないこのしくみを、わかりやすい例をもとに身につける画期的な一冊。
どうして動詞の時制を一致させるのか。willとbe going to はどのように使い分けるのか。発想や考え方がわかると、英語はもっと楽しくなる。丸暗記では身につかない「しくみ」理解の決定版。
新書みたいにスラスラ読める!
文法用語や表に頼らない、大評判の画期的入門シリーズ。
「しくみ」がわかれば、外国語は楽しい。

《しくみ》シリーズの3大特徴
★言葉の大切なしくみ(=文法)がわかる
★しくみを読者みずからが発見していく構成で通読できる
★言葉の楽しさ、面白さ、そして発想の多様さを実感できる

外国語を始める人も、その予定はない人も。
まずは寝ころんで、コレ読んで。
名前しか知らなかった"言葉"が、あなたのお気に入りになるかも。