弁理士会新人研修/知的財産権実務演習

●講義
知財事件を扱っておられる弁護士の先生を講師に迎えての演習だった。
出席した研修生は、50名ほど。研修生は、6〜7人程度のグループに分けられ、設問について討論し、グループリーダが発表する形式。

当日、指定された席に座っていると、係りの人から、私がグループリーダになっていることを知らされる。

設問は、2問。1問目は特許関係の紛争の場面、2問目は商標や著作権不正競争防止法に関する紛争の場面。各設問に対する討論の時間は、30分。論文の答案構成のような感じでいけばいいのだが、1年以上、答案構成をしておらず、そのような習慣が全く欠如していた。予習をしていって、本当によかったと思った。。。

緊張の中の討論。討論をまとめるのに苦労する。。。それでも、自分が発表しなければならないとなると、討論のまとめに必死になる。とてもいい勉強になった。発表の際に追加した自分の論点(共同出願違反に基づく権利無効の主張)を、先生に膨らましてもらえて、とても楽しかった。(解説の際に、私の実名を、勝手に出願しちゃった人として連呼されたのは恥ずかしかったけど…)

そんなこんなで、3時間の研修はあっという間に終わった。


●おつかれさん会

研修後のおつかれさん会@居酒屋に参加する。出席は20名程度。

同僚の話に、同感したり、驚かされたり、楽しい経験だった。記載不備だけで拒絶査定を受けた案件について、クライアント担当者に穏便に済ませてもらうべく7枚ものコメントを書いた話や、登録して半年も経たないのに特許無料相談や無効審判の代理している人の話など。一番驚かされたのは、同席した方の中に、去年の口述試験の終了直後にエレベータで声をかけられた方が居たということ。

ここのところ暑さで参っているところではあるが、みなさんのエネルギーをいただいて、なんとかがんばっていきたいものである。ふんっ。