【11/6米国研修11日目】研修8日目

●コンディションは、不調
●ランチョンミーティング
肖像画美術館


●コンディションは不調

昨日の食事会で2次会まで参加したせいか、
目がさえてほとんど眠れなかった。
おまけに二日酔い。


時間ぎりぎりまでホテルの部屋でだらだらした後、
なんとか研修先へ出かける。
研修先では、同じようにグロッキーな顔が。
ここは、無理にでも笑うしかない。


●ランチョンミーティング

毎週水曜のランチョンミーティングがあった。
そこでは、5人ほどが、判決例をレポート1枚程度にまとめて、
順々に口頭で発表する。1件、おもしろいものがあった。
IBORMEITH IP, LLC v. MERCEDES-BENZ USA, LLC,
Appeal No. 2013-1077 (Fed. Cir. October 22, 2013)


IBORMEITH社が、自社の特許を侵害しているとして、MERCEDES-BENZ社を訴えた。
MERCEDES-BENZ社は、当該特許が米国特許法112条(f)により無効だと主張した。
地裁は、MERCEDES-BENZ社を支持し、特許を無効と判断した。
そして、連邦巡回控訴裁判所も、地裁の判断を支持した。


"The district court found that the recited "computational means" limitations invoked 35 U.S.C. §112(f) and were indefinite bedause the specification did not disclose the required structure to perform the recited functionality"


"Did the district cout err in finding bormeith's claims indefinite? No, affirmed."


本件の対象物は、眠気をもよおしたドライバーに対して警告を与えるための"computational means"。


計算のためのファクターが書かれていないとの指摘に、計算はテンプレートを使うと主張したが、
最終的判断は、クレームの範囲を決めるために十分な、
「値がどのように計算され、組み合わされ、または、重みづけられるか」が開示されていなかったとのこと。


肖像画美術館

講義をなんとか乗り切ると、
ここでの残り時間が少ないこともあり、
メトロでワシントンDCまで出ることにした。
最寄駅のキングストリート駅に到着。
やはり、景色はきれいである。


が、身体へのダメージは、夕方になっても残っていた。
メトロの車内という閉鎖的な空間と揺れが、かなりキツかった。
到着日、メトロの中で同行者が疲れから吐いたことを思い出す。
ま、どうなっても仕方がない。
なんとか国会議事堂の近くまでたどり着く。


地上に出て景色を見ると、やはり来てよかったと思った。
ワシントンモニュメント(工事中だったけど)も国会議事堂も、
人生でこれが最後かもしれない。


さて、traineeとして研修先の事務所にすでに数か月滞在しているクラスメートから、
National Portrait Museumを薦めてもらった。
本当は、国会議事堂などに近いモールの中の美術館に行きたかったのだが、
講義を受けていると、開館時間に間に合わない。。。
ここは、夜7時まで、とスミソニアンの美術館としては遅くまでやっており、
展示物の内容もよかったという。
正直なところ、シブシブと言う感じで行ってみた。
http://www.npg.si.edu/


が、中はとてもステキ!!
展示物もステキだし、建物自体もステキ。壁も床も回廊も。
中にはでは、ダンスのパフォーマンスも。







その後、近くで、メキシカン料理を。角切りのステーキのボール。
アボガドやらトマトやらを足した。
ソーダも含めて、11ドルと少し。




その後、なんとかホテルにたどり着いて、就寝。